看護部長インタビュー

充実した仕事と私生活のために、笑顔で楽しく働ける環境づくりを進めています。

独立行政法人国立病院機構 岡山医療センター   看護部長   岡田久香さん

今年平成26年4月に着任されたということですが、それまでのキャリアを教えてください。

岡山医療センターの前は、山口県の岩国医療センターで看護部長をしていました。私共は、旧国立病院療養所が平成16年に独立行政法人化されたグループで、中国四国に系列の病院が22あります。看護師長に昇任する場合には病院を異動することが前提となっています。女性なので無理な異動はなかったのですが、私の場合、子育てが一段落した頃からいろいろな施設で経験をさせていただいています。







山口県から岡山県へ。看護部長のご家族は?

徳島県に家族がいます。単身赴任ももう13年目です。長女が15歳、長男が11歳の時に香川県の病院に異動しました。車で1時間ぐらいの距離でしたので、休日には必ず徳島に帰っていました。人事の配慮だと思っています。その子ども達も社会人になりました。単身赴任については悩みましたが、同居していた主人の母が「任せておいて。」と言ってくれたので、甘えることにしました。肝の座った母だと感謝しています。

ご家族の協力が一番必要だと思いますが、看護師さんにもいろいろな道があるんですね。

そうですね。新卒で現場の看護師を経験した後は、31才から13年間、看護学校の教員を務めました。その後、国立療養所邑久光明園の看護部長になり、平成21年から24年3月までは、中国四国の国立病院機構を支援する部署で、研修や人事に関わる行政的な仕事をしていました。平成24年からは、岩国医療センターで急性期病院の看護部長として勤務しました。とても不安だったのですが、病院の建て替えや移転、病院機能評価受審などの貴重な経験をさせていただきました。


岡山医療センターは現在の場所に移転して13年経ちましたが、移転直後の大変さとは違う大変さがあると思うのですが、どんな思いで転勤して来られたのでしょうか。

岩国での経験がありましたので、不安はさほどありませんでした。岡山医療センターは看護師数の関係から病床を少し縮小していると聞いていましたので、「頑張るしかない。」と覚悟を決めて参りました。看護の道を選んだ看護師達がやりがいを持って生き生きと仕事ができるような看護部にしたいと常々思っています。楽しそうに働く看護師を見て、看護学生さんや病院見学に来る方が岡山医療センターを選んでくださるようになればうれしいです。






具体的にはどのような改善をお考えですか。

これまでの理念や目標を踏襲しながら看護方式や教育の面を見直し、時間外勤務の短縮をさらに目指したいと思います。着任した時にまず感じたのが看護の質の高さです。診療の補助業務を行いながら日常生活援助まで難なくこなす凄さに当の看護師達が気づいていない。そこをもう少し整理して、よい面はさらに伸ばし、柔軟な体制にしていきたいですね。

中途採用の方へのサポートはいかがでしょうか。

中途採用の方も大切な人財ですので、復職支援プログラムを整理しました。具体的には、採用面接だけではその方のことを十分に理解できないので、入職後に教育担当師長と面談していただきます。そこで、ご自身の経歴や希望をしっかりと話していただきます。その報告を参考にして、勤務場所を決定します。また、経験に合わせて、当院の教育プログラムのどの部分からスタートしたらいいかを決定します。さらに、岡山医療センターの一員になっていただくうえで絶対に理解していただきたい理念など基本的なこともお伝えします。技術面が不安な方はスキルアップラボでの技術トレーニングも可能です。


子どもができても働ける環境づくりは大切ですね。

育児休業、育児時間、育児短時間勤務等のサポート体制、保育所や病児保育の整備はすでに行っていますが、平成27年4月より夜間保育を再開しようと準備を進めているところです。若い看護師が多い職場ですので、子どもさんがいても安心して働ける環境づくりはとても大切だと考えています。


これからますます病院が発展していく楽しみな状況ですね。

今、福井大学医学部付属病院で開発された「パートナーシップ・ナーシングシステム(PNS)」が多くの病院で採用されていますが、当院でも本格的に取り組むことになりました。看護師が多いので意識を一度に変えるのは難しいですが、少しずつ。まずは、膝を突き合わせて話せる距離感で各病棟と話し合い、体制を整えて行こうと思います。PNS導入によって職場の活性化を図り、看護をする時間がもっと楽しくなるように支援していきたいです。結果、1床でも2床でも病床を増やし、地域の皆様に安心して暮らしていただける状況にしたいですね。





岡山医療センターに関心を持っている方にメッセージを。

高度急性期の総合病院だから忙しいのではないかと心配されるかもしれません。確かに厳しい面もありますが、病院見学にいらっしゃいませんか。働いていただける場所は必ずあると思います。慢性期や回復期看護に興味のある方や岡山市の北部に住んでいらっしゃる方は、当院が運営する岡山市立金川病院という選択肢もあります。再出発の選択肢の中に岡山医療センターを加えていただけると嬉しいです。皆さんの要望をお聞きし、話し合ったうえで、できる限り配慮したいと思っています。

取材病院について

日本最大の病院グループ、国立病院機構。

旧国立病院療養所が平成16年に独立行政法人化され、国立病院機構となった。国内6ブロックに143病院、中国四国には22の病院があり、広域ネットワークを活かして研修や異動が行われている。岡山医療センターの職員は現在約1,200名で、約5割が看護職。質の高い医療の提供を目指し、総合周産期母子医療センターとして、また、脳・循環器系疾患、腎移植等、高度で先駆的な医療を担っている。岡山市立金川病院の運営管理も手掛け、慢性期の治療やリハビリ、健康管理を通じて地域医療をリードしている。

病院開放などの催しや広報活動で急性期の病院を身近な存在に。

毎年11月には「病院フェスタ」を開催。病院を大開放し、手術室の見学や治療の体験、一日看護部長体験など、多彩な催しを楽しんでもらっている。子どもから大人まで、岡山医療センターを知る催しとして人気がある。また、地元放送局の番組に医療関連コーナーを持ち、各診療科の看護師が健康チェックについてわかりやすく解説し、好評を得ている。


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